自然農法セミナー

自然農法の第一人者、高橋さんの畑に育つにんじんの種。
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種、かわいいでしょ?土と種の余白が美しいでしょ?
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そう、今日は成田自然農法組合主催、Natural Harmony共催の自然農法セミナーに参加。北は福島、南は熊本から参加者の方々が駆けつける。参加者は、私のような自然栽培野菜を食べる消費者や、自然農法を実践し始めたor興味がある専業農家の方や兼業農家の方、そして自然栽培野菜を使う料理店を営む方など約40名。思いがけず、Natural Harmony代表者の河名さんも講演者としていらっしゃっていた。

どうしよう。今日学んだことは計り知れないよ。胸がドキドキする。

まず、Natrual Harmonyから届く自然農法の野菜に感謝。
今までは何の気なしに袋から取り出してまな板の上に乗せて切ってたけど、これからは、調理前に合掌したい。
この野菜をここまで育てるまでに費やした農家の方の苦労、努力、忍耐力、創意工夫、情熱、そして愛情に。
そして、この野菜をここまで育ててくれた土(無肥料)の力、月(水)の力、そして太陽(光、熱)の力に。

自然農法で育てた野菜で、商品として出荷できるものは、全体の4割にも満たない場合があるという。残りの6割は一体どうするのだろう?

f0053906_21494292.jpgこれは、高橋さんが捨てたくず野菜たち。有機栽培ならこんな野菜たちは肥料として使うのだけれど、自然農法は使わない。植物性、動物性、勿論化学肥料は一切使用せず、その代わり、土と月と太陽のエネルギー(土素・水素・火素エネルギー)を肥料として野菜を育てるのだ。有機栽培の農家には、ふん尿のような悪臭を放つ畑もある。この悪臭は、菌が不純物を分解する時に出る臭いなのだ。高橋さんの畑は全然臭わない。クリーンな空気で包まれている。これには、有機農業を営む農家の方は驚いていた。

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くず野菜は、やがてこんな山になって土に帰る。自然農法で作った野菜は腐らず、枯れるのだ。だから、放置しても悪臭を放たず、ただこんもりと静かに横たわる土の山になる。なんて素敵なのかしら。

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これが堆肥。さつまいもの根、麦、とうもろこしの茎?の山。昨年の秋に積んだもので、これが時間がたつと

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こうやって土になるのだ。素人なので間違っているかもしれないので、間違いがあればどなたかご指摘ください。




●食べるということ

1.腹で食べる
戦後の食糧難。腹さえ満たせば良い。大量の野菜を早く安く育てる必要性。開発途上国の人もそう。
2.目で食べる
高度成長期。見栄えが良いものを好む消費性向。
→自然のスピードと数よりも早く多く育てようと、農薬や畜産・化学肥料を使用した結果、病気や虫という害が現れた。
cf;ブルーベイビー症候群、ガン、糖尿病、アトピー、化学物質過敏症に苦しむ現代人
3.頭で食べる
腹、目で食べる時代は終わった。現代は頭で食べる時代。有機栽培は必ず行き詰る。持続可能は農業とは何か?本当に美味しく健康な野菜とは何か?考えないと日本の農業の未来はない。

●農家の方の疑問:農薬も肥料も使わないで成り立っていくのか?

1.収量はどうするのか?(収量がなければ収入もない)
2.虫、病気にはどうやって対処できるのか?
3.除草は薬を使わずにどう対処するのか?

答え:自然農法で全てクリアできる。←肥毒を取り除く。

●因果の法則~全ての結果には原因がある~
日本の農業は、過去20年、原因に目が向かなかったために結果が出なかった。
また、法則に則っていなかった。理念、法則については資料に詳細記載のため割愛。

●自然農法の三位一体
①土
②種子
③人(自分)
この3つが全て揃って初めて理想的な野菜ができる。

●肥料の三位一体~肥毒という考え方~
①水(月のエネルギー。自然界のありとあらゆる生き物が月の満ち欠けに影響される。)
②火(太陽の光と熱のエネルギー)
③土(土のエネルギー)

この3つどれが欠けてもいけない。
先代の農薬、化学・畜産肥料の濫用の結果、土に肥毒が溜まってしまった。この肥毒こそが、虫、病気の真の原因であった。この肥毒を取り除くことが真の解決法になる。特に有機肥料は土を包み込んで点在するために除去しにくい。これは時間をかけるしかない。
取り除く方法は自分たちで考える。私がやり方を教えればできるものではない。自分の畑の土を知ること、そこから全てが始まる。


●良い土、悪い土
良い土:①やわらかい、温かい、水持ち・水はけが良い
悪い土:①固い、冷たい、水持ち・水はけが悪い←化学肥料・有機肥料を使うとこうなる

人間も一緒ですね^^
柔軟で温かい、愚痴不満を溜め込まず風通しのよい人間になりたいものです。

●自然の歩み~自然農法の経営について~
自然が春から夏、夏から秋へと順々に移り変わり、いきなり春から秋にならないように、自然農法にも段階がある。全部自然農法にしたい理想があっても、家族を路頭に迷わせてはならない現実がある。初めは慣行農法と自然農法半分でも良い。これが自然の法則に則ったやり方だと今になって思う。
(注)誤記・誤解釈についてはご容赦ください。
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高橋さん曰く、自然農法の考え方は、農業だけではなく、仕事、家庭、全てに当てはまることだという。
私にとっては、自然農法、マクロビ、アシュタンガヨガの3つは全て繋がっている。
その根源にあるテーマは、宇宙の法則に逆らわずに生きること、これなのだと思う。
全ての悩みや病気は、自然(体)と現状とのギャップから生じるものだと思う。
それでは、自分にとっての自然(体)とは何か?それは、誰かと比較するものではなく、誰かを参考にするものでもなく、自分の中にしか答えはない。そこに、ヨガがあり、マクロビオティックがあり、自然農法も然りなのだ。
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by bebalanced | 2006-04-16 22:10 | Macrobiotic
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