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観自在:7月22日青空禅フォーラム

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昨日は、定時ぴったりに会社を飛び出し、青空禅フォーラムに参加した。

青空禅フォーラムでは、まずはじめに30分間ほど、医師でありセラピストである伊東充隆先生の誘導のもと、瞑想を行い、日頃緊張してこわばっている身体にひとつひとつ丁寧に意識を合わせ、息を吐きながら力を抜いていく。
その後、伊東先生が、その時その時に合わせた「お話」をしてくださる。

昨日のお話のテーマは、「観自在」だった。

普段の私たちの生活は、何かひとつの対象物を見つけると、
それに釘付けになってしまって、
それに対する思い=私自身だと思ってしまう。

例えば、何か心配事があったりすると、その心配事=私になってしまう。

もっと簡単に言うと、肉体=私、だし、思考=私、というように、
分離独立した物に対して固執しがちだ。

ここまでは導入部分で、お話は少しずつ、本題へと踏み込んでいく。

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伊東先生は、目には3つあります、と言う。

ひとつは、肉眼の目

ふたつめは、心の目。これは、青空と雲で言うところの、雲の目。
心の目は、普通は肉眼の目と「同化」しており、カメラのオートフォーカス機能のように、
自動的に対象物に焦点を合わせる仕組みになっている。

みっつめは、意識の目
この意識の目は、「観自在」と言って、自由自在に、時間も空間も超えて飛び回ることができる。伊東先生は、「いいですか、この意識の目こそが、本当のあなたなんですよ」と強調して言う。

この禅や般若心経で言うところの「観自在」を実際に体感するためのワークを行った。

(1)まず、何でもいいから、普段自分の思考があれこれ飛び交うような、
いろいろな思い入れがある物、携帯電話とか、を、自分の目の前に置く。

(2)そして、1分ほど、ただぼんやりと、その対象物を見つめる。
イメージは、漫画のように、点点点の先に矢印がついているようなベクトル-------→を、
その対象物に向かって投げかける。

(3)その後、目を瞑って目を休ませ、大きく深呼吸を2~3回する。

(4)今度、目を開けるときは、肉眼(心の目)はその対象物を見ながらも、
意識の目を真逆の方向、自分の頭の後ろの方向にどんどん向けていく。

そうすると、何が起こるか。

その場で発表した人のうち、ある人は、
「対象物に焦点を合わせていたときは、胸のところぎゅっと詰まって苦しかったのが、
意識の目を後ろに向けたら、胸のところがふんわり開いて何だか温かく感じた」

とか、またある人は、

「分離感覚がなくなった」

とおっしゃっていた。

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私の場合、携帯電話を対象物に置いていたのだが、
じっと焦点を合わせていたときは、色々と思いがよぎって胸がざわざわするというか、
複雑な気持ちがしていた。
ところが、目を閉じて深呼吸し、再び目を開いて、
今度は意識の目を対象物とは真逆の方向にぐんぐん走らせたとたん、
「ぷっ」と吹き出してしまいそうになった。

対象物に対してあれこれ思い巡らせていたことが、
急に滑稽で馬鹿らしく思えてきたのだ。

そんな自分が可愛いというか、可笑しいというか、くすぐったいような、そんな感じ。

さらに、意識の目は、大きくふくらませたゴム風船が空に放たれたかのように、
すごいスピードで上下左右、自由自在に飛び回り、
壁や天井、伊東先生の体まで、あらゆる物体を突き抜け、
ライトアップされた夜のJR四ッ谷駅の上空まで飛んで行ったかと思うと、
次はフランスやエジプトの砂漠まで飛んでいった。

こうなると、くすぐったいような、空可笑しいような、ジェットコースターに乗っているような、
そんな気分で、すこぶる気持ちいいし、楽しいものだ。

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この対象物を、心配事や悩み事に置き換えてみると、
ほとんどの事象は、もはや問題ではなくなります、と先生は言う。

かといって、問題を解決するためにできることの努力をするなとは言っておらず、
それはそれで大切、とも。

さらに続けて先生は、恐らくここが一番の肝であろうことを話し始めた。

肉眼の「見る」から意識の「観る」に「反転」が起こったとき、大体の人はここで「悟った」と思ってしまう。

すごく気持ちいい気分になるだろうし、至福を感じるかも知れない。

だけど、ここはまだ終わりじゃないの。まだ、「私は観る」で「私が、私が・・・」の世界でしょ。

「私は悟った、私、私」と言っている人は危ない。信じちゃだめ。

実は、まだこの続きがある・・・と言って、

青空から地上に向かって赤い矢印を一気に書く先生。

つまり、肉眼の目(心の目)→意識の目→青空意識の目からあらゆる状況を見る目、

というように、2回の反転が起こるのだそう。

最後の反転が起こったとき、すべてを破かず、すべてを受け入れ、
「ただ足るを知る」「ただ幸せでいてごらん」の世界がある、というのだ。

ここまでくると、私にはまだついて行けない。
そういう境地に私もいつか辿り着けるのかなぁ・・・・

ものすご~く長文になってしまいましたが(汗)、
7月22日の青空禅フォーラムは、新月と皆既日食という、世にもめでたい日にふさわしい、
楽しく充実した2時間でした☆
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by bebalanced | 2009-07-23 07:06 | Enlightment
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