「もっともっと」から、「今この瞬間」へ

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自分で言うのも何だが、生真面目で、何でもとことん突き詰めないと気がすまない、完ぺき主義な私。

常に自分の使命は何かを考え、人生のヴィジョンを打ちたて、願望・目標を設定し、達成に向けて努力する。

達成へのプロセスが生きがいであり、やりがいを感じていた私は、
いつの間にか、達成した瞬間、もしくは達成する前から次の目標や願望が自然と湧き上がり、常に心の目線は未来の「こうなりたい自分」に向いていた。

もしくは、目標や願望がないと、精神的に不安定になり、無理やりにでも目標や願望を設定するようになっていた。

願望や目標を達成すれば、今より「もっと、もっと」幸せな自分になれると信じて・・・。

こうして、人生への満足感、幸せ感を求めて、「願望・目標設定→→→達成」のサイクルを繰り返す一方で、こんな強迫的な生き方をしていたら、ストレスでそのうち病気になるんじゃないか?との恐れがつきまとうようになっていた。

青空禅フォーラムに参加したのは、自分を磨き上げる目標設定から、自分の細胞が沸々歓喜の声をあげるような”ワクワクドキドキ”の目標設定へと、目標の「質」を変え、チャレンジしようと思っていた矢先のことだった。

フォーラムの終盤で行われたワークショップで、「ただ幸せを感じる瞬間」をグループでシェアしていたとき、私の隣のグループにいらっしゃった方の言葉が、私の耳に入ってきた。

『人間って、目標を達成したとしても、「もっと、もっと」と求めてしまうのよね。』

私はその方のことを、フォーラムが始まる前から気になっていた。
教室が終わった後の懇親会で、思い切って話しかけてみたら、その方の生き方は、私の今までの生き方と重なる部分がすごく多く、びっくりしてしまった。
そして、その方が癌に侵され、余命数年を宣告されていることを知ったとき、私は神様が

「このままだと病気になっちゃうよ。そろそろ生き方を変えたほうが良いよ。心の持ち方を変えたほうが良いよ」

と教えようとしてくださっているのだと、直感的に感じた。

懇親会の後、岡部明美さんと一緒に電車に乗って帰る途中、明美さんが別れ際に私にくださった言葉。

「Bebaさんは、間違いなく、人生の端境期に立っているのね。
こういうとき、自分の内で起こっていることを、目を背けず、しっかり見たほうがいいよ。」


先に電車を降りた明美さんと別れた後、駅のホームにたった私の胸には、今日出会った感動と喜びが、潮のように沸きあがり、心の中に染み渡るのを感じたのであった。

写真は、青空禅フォーラムが終わった後、美しさのあまり、心を奪われた風景。近くの土手に咲く春の花が、春の風にそよそよと吹かれながら、夕陽を浴びてキラキラ輝いていました。幸せの種、ここにも見つけちゃった♪
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by bebalanced | 2009-03-21 10:05 | Enlightment
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